人生の転機を迎えている方や、なんとなく行き詰まりを感じている方に読んでいただきたい体験談です。運命の流れを俯瞰的に見てもらうことで、自分がどこから来て、どこへ向かっているのかが明確になった素敵な体験をシェアしていただきました。
きっかけは「なんとなく停滞している」という感覚
32歳の私は、仕事も恋愛も「悪くはないけど、良くもない」という状態が続いていました。友人たちは結婚したり、転職で成功したりと、どんどん前に進んでいるのに、私だけが同じ場所で足踏みしている感覚。
そんな時、同僚から「人生全体を見てくれる占い師さんがいる」と聞いて、藁にもすがる思いで予約を取りました。正直、占いで人生が変わるなんて半信半疑でしたが、このままじゃいけないという焦りの方が強かったんです。
初めての鑑定で感じた「俯瞰的な視点」の威力
T先生（仮名）との初めての電話鑑定。最初は緊張していましたが、先生の落ち着いた声を聞いているうちに、自然と心が開いていきました。
「あなたの人生の流れを見させていただきますね」
そう言って先生が話し始めたのは、私の生まれ持った運命の流れでした。過去から現在、そして未来へと続く大きな流れの中で、今の私がどの位置にいるのか。まるで人生という長い道のりを、空から眺めているような感覚でした。
「今は準備期間なんですよ。種を蒔いている時期。だから目に見える成果がなくて当然なんです」
この言葉に、霧が晴れたような気持ちになりました。停滞していると思っていた時間は、実は次のステージへの大切な準備期間だったんです。
お金と健康の相談から見えてきた「命のつながり」
それから定期的にT先生に相談するようになりました。今日の相談内容は、お金のことと心身のメンテナンスについて。フリーランスとして独立を考えていた私は、経済的な不安も抱えていました。
先生は私の金運の流れを見ながら、「お金は循環するエネルギー。あなたの場合、人のために使うお金が巡り巡って返ってくる運勢です」とアドバイスしてくださいました。
そして健康面の話になった時、先生がふと言った言葉が心に響きました。
「あなたの体質、おばあさまから受け継いでいるものがありますね。冷え性とか、胃腸が弱いところとか」
驚きました。確かに祖母も母も、そして私も同じような体質なんです。
「でもね、弱いところだけじゃなくて、強さも受け継いでいるんですよ。精神的なタフさ、人を思いやる優しさ。それは代々受け継がれてきた宝物です」
不思議な実感と、明るくなった心
先生とお話ししているうちに、不思議な感覚に包まれました。祖父母から両親へ、そして私へと確かに命がつながっている。私は一人じゃない、大きな流れの中の大切な一部なんだという実感。
言葉では上手く表現できないけれど、体の奥から温かいものが湧き上がってくるような、そんな感覚でした。自然と涙が出てきて、でもそれは悲しい涙じゃなくて、何か大切なものに気づいた時の涙でした。
「あなたが今感じているその感覚、大切にしてください。それがあなたを次のステージへ導く羅針盤になりますから」
教えを実践して変わり始めた日常
先生から教えていただいたことを、その日から実践し始めました。
- 朝起きたら、祖父母と両親に心の中で感謝を伝える
- お金を使う時は「循環」を意識する
- 体の声に耳を傾けて、無理をしない
特に印象的だったのは「あなたの運命の流れは、人とのつながりで加速する」というアドバイスでした。これまで一人で頑張ろうとしていた私ですが、周りの人に頼ることを覚えたら、驚くほどスムーズに物事が進むようになったんです。
おわりに
あれから半年。私の人生は確実に動き始めています。フリーランスとしての仕事も軌道に乗り始め、素敵な出会いにも恵まれました。でも何より変わったのは、自分の人生を信頼できるようになったこと。
T先生との出会いは、私にとって人生の転機でした。運命の流れを俯瞰的に見てもらうことで、今この瞬間も意味があることを知り、前向きに生きられるようになりました。
もしあなたも人生の停滞期を感じているなら、一度立ち止まって、自分の運命の流れを見つめ直してみませんか？きっと新しい視点が、あなたを次のステージへ導いてくれるはずです。
栗庵から
運命の流れを俯瞰的に見てもらうという体験は、まさに人生の地図を手に入れるようなものですね。投稿者さまが感じられた「命のつながり」という感覚、とても深いものだと感じました。私たちは皆、大きな流れの中で生きていて、それぞれに意味のある役割があるのかもしれません。停滞期だと思っていた時期が実は準備期間だったという気づきも、多くの方の励みになるのではないでしょうか。素敵な体験談をありがとうございました。
